地方紙の楽しい話題を取り上げます


干潟のカニ 3種が新種 県民おなじみ 実は貴重

Filed under: 動物,科学,自然 — タグ: — フクロウの小耳 @ 2010年8月27日

 県内の砂質干潟などに生息しているカニのうち、個体数の多い3種は新種だったことが琉球大の成瀬貫(とおる)特命助教(35、動物分類学)らの共同研究などで、26日までに分かった。うち2種は琉球列島固有種。これまでは形態が似た別の種と同一視されていたため、独自の学名は付けられていなかった。

 成瀬特命助教は「琉球列島で普通に生息する種が、実は固有種だったという可能性はまだまだある。氷山の一角だ」と話している。

 成瀬特命助教らは南太平洋のフィジー以東に生息するミナミヒメシオマネキ(甲羅の大きさ最大約24ミリメートル)の標本を2年以上かけて各地で採集。形態やDNAを分析した結果、琉球列島のほか台湾やフィリピンなどに生息する固体は新種であることが分かった。

 そのほかオーストラリアや台湾の研究者らが、ミナミコメツキガニとコメツキガニのうち、琉球列島に生息する集団は固有の新種だと発見。今年1月から6月にかけて学術誌で発表された。

 3種がこれまで他種と混同されてきたことについて成瀬助教は「広い範囲の標本が調査されず、地域間の比較ができなかったため」と指摘し、「琉球列島の真の生物多様性を評価するためには、広い視野に立った研究を地道に続ける必要がある」と話した。
 
干潟のカニ 3種が新種 県民おなじみ 実は貴重
 
沖縄タイムス

 
 これはたまげますね。普通に見られていたカニが新種だなんて。沖縄は奥が深い。沖縄の成り立ちが特殊という事でしょうか。陸地から離れてかなりの時間がたっているという事でしょうね。先祖は同じ近いものはあるのだけれど、そこから種として別れるだけの時間は経過しているのですね。
 

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柳原さん(福井大研究員)奨励賞 若手研究シンポジウム

Filed under: 動物,科学 — タグ: — フクロウの小耳 @ 2010年8月5日

クラゲのコラーゲン研究

 福井大学産学官連携本部研究機関研究員の柳原佳奈さん(30)が取り組んできた、クラゲのコラーゲンを細胞培養に利用する研究が「第二回若手研究シンポジウム-次世代を担う生物工学技術」で研究奨励賞を受賞した。実用化されれば、大型クラゲ(エチゼンクラゲ)の新たな活用策として注目を集めそうだ。

 クラゲのコラーゲンは、人から取り出した細胞を培養して増やしてから、人体に再び戻す再生医療で、細胞培養の「土台」の役割を果たす。そこで柳原さんは、クラゲからコラーゲンを抽出している日華化学(福井市)の取り組みに着目。クラゲのコラーゲンを細胞培養に利用する共同研究を始めた。

 柳原さんによると、従来は細胞培養に豚や牛などのコラーゲンが利用されてきたが、それらの動物が病原菌を持っている場合に感染の危険性が指摘されてきた。これに対し、動物種が人と遠いクラゲのコラーゲンを利用すれば、病気感染などの危険性を低減させることが可能という。

 さらに、クラゲのコラーゲンを使用すると、培養細胞の成分の分泌が促進されることや、万能細胞を骨の細胞へ変化させる際、変化するスピードが促進されることを実験で立証した。柳原さんは「実用化までにはさらに研究が必要で、時間も五~十年ほどかかると思うが、今後も実用化に向けて取り組んでいきたい」と意欲を燃やしている。

 シンポジウムは、日本生物工学会のセルプロセッシング計測評価研究部会の主催。岡山県倉敷市で七月四日に開催された。ドクター(博士)とポスドク(研究員)の両部門があり、ポスドク部門で発表した七人の中で、柳原さんは唯一の賞である研究奨励賞を獲得した。県内の受賞は初めて。 (笠松俊秀)

 
柳原さん(福井大研究員)奨励賞 若手研究シンポジウム  リンク切れ
 
日刊県民福井

 
 ちょっと難しい話題ですが、じっくり見ていくと興味深い事が二つ。一つは嫌われ者のエチゼンクラゲが役に立つかもしれないという事。もう一つは人から取り出した細胞を培養して増やしてから、人体に再び戻すという、今まででは考えられなかった事が現実味を増したという事。頑張って柳原さん。
 

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筑波宇宙センターで「はやぶさ」カプセル公開 最長1時間待ち

Filed under: 天体,教育,科学 — タグ: — フクロウの小耳 @ 2010年8月3日

 小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルの一般公開が2日、つくば市千現の筑波宇宙センターで始まった。約60億キロの旅から帰還したカプセルの実物を一目見ようと、午前10時の開場を前に約600人が列をつくった。初日は約6千人が詰め掛け、最長で1時間待ちとなった。
 はやぶさは2003年5月に打ち上げられ、数々の苦難を乗り越えて小惑星「イトカワ」表面のサンプルを持ち帰るという偉業を成し遂げた。
 午前4時半から並び、一番乗りとなった千葉県流山市の自動車板金工、鎌田晃治さん(39)は「はやぶさはただの機械とは思えない。トラブルに見舞われてもミッションをやり遂げ、帰ってきたんだなあと感慨深かった」と話した。
 展示されているのは、大気圏突入時の高熱からカプセル内部を守ったシールドや地上での探索の目印となる電波を発した電子機器部、パラシュートなど計6点。落下の衝撃を受けたのに傷もなくきれいな状態で発見されたシールドが特に注目を集めている。阿見町の岡田登さん(75)は「よく燃え尽きず、原型をとどめて帰ってきた」と感動していた。
 公開は6日まで(シールドは3日まで)、午前10時~午後5時。待ち時間に体調不良を訴えた女性もいたため、同センターは「暑さ対策には気を付けてほしい」と呼び掛けている。

【写真説明】
はやぶさのカプセルを見学する人たち=つくば市千現の筑波宇宙センター
 
筑波宇宙センターで「はやぶさ」カプセル公開 最長1時間待ち  リンク切れ
 
茨城新聞

 
 「はやぶさ」のカプセルに入っている塵が小惑星「イトカワ」のものだといいのになと、強く願っている管理人です。
 それにしても小さい塵の大きなロマンですね。
 

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