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未来に残せ「地球の宝」 白瀬、南極探検から100年

Filed under: 社会 — タグ: — フクロウの小耳 @ 2010年1月1日

明けましておめでとうございます。といってもまだこのページを誰も見てはいないのですが、もう少しページが貯まったら、公開しようと思っています。なにはともあれ、今年はこのブログを充実させていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
 

未来に残せ「地球の宝」 白瀬、南極探検から100年
 
 【昭和基地=南極観測隊同行記者・安藤伸一】白夜の沈まぬ太陽が、少しずつ色を変えながら氷山を照らしだす。海氷の上で眠っていたペンギンたちが目を覚まし、オレンジ色の光を浴びて朝の散歩を始める。第51次南極観測隊を乗せた観測船・新「しらせ」が、輸送準備のため停泊していた昭和基地沖の定着氷で、南極は荘厳な自然の姿を私たちに見せてくれた。
 2010年1月1日。日本より6時間遅れて昭和基地の新年が明けた。ことしは秋田が生んだ偉大な探検家、陸軍中尉・白瀬矗(のぶ)(にかほ市金浦出身、1861〜1946年)が、日本初の南極探検に出発してから100年の節目。地球システムの解明に挑む科学者たちの最前線となった南極と、日本や秋田とのかかわりをあらためて考える契機としたい。
 文明圏から隔絶した南極には、フロンによるオゾン層破壊や化石燃料消費に伴う二酸化炭素(CO2)の増加など、人類の活動によって生じる「地球の病」が強く表れる。南極を観測することは、将来の人類の生存に深くかかわる。大陸を覆う厚い氷床には太古の環境変動の痕跡が保存され、将来の大規模変動を予測する手がかりとなる。山沿いの氷原に集まる隕石(いんせき)やオーロラを通じ、南極は宇宙ともつながる。
 1961年に発効した「南極条約」によって南極の領有権は凍結された。どこの国にも属さず、経済・軍事利用が許されない南極は、科学者たちが地球と真摯(しんし)に向き合う人類共有の財産だ。
 
 我れ無くも
 必ず探せ南極の
 地中の宝
 世にいだすまで
 
 白瀬の辞世の歌である。明治の軍人である白瀬が、南極の領有を意図していたことは間違いない。しかし、人類の活動により地球が悲鳴を上げている現代の視点から、白瀬の句をあらためて読み解きたい。
 南極に埋まっている宝とは何か。地球の過去を保存し、未来へのメッセージを発する南極そのもののことではないだろうか。
 勇敢な探検家たちによる挑戦の時代を経て、南極は「地球の宝」となった。白瀬を生んだ秋田に生きる私たちが、南極を通して地球の未来を考える。2010年がそんな年になることを願う。それは美しい故郷の風土を私たちの子孫に残すことに、きっとつながるだろう。
 
秋田魁新報社

 南極観測船の『白瀬』の名の元はこういう事で、その人は秋田の生まれだったんだ。勉強しました。

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